恋に恋してる
自分の為に用意されていた部屋に戻ると、異様な孤独に包まれた。
綺麗に整っているベットも
平然といる椅子も
何気ないコロンの匂いで
包まれていても
ひとりぼっちだった。

気付かないように
気付かないように
きっと気のせいだ
きっと気のせいだ




気のせい

だ。


自分に気合いを入れて
履歴書を書くため机に向かった。
耳にはROCKを突っ込んで
このお上品な部屋で
履歴書を書く。



なんて、異様。
1人で笑った。
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