荊姫~第二章~
「裂……?」
「この私と戦うつもり~?クスクス……命知らずだね~」
「黙れよ、どうせそんなに力もないくせに…うざいんだよババア」
裂が「ババア」と言うと
エイラの動きが止まった
そして、エイラの放つオーラが禍々しいものに変わった
「…クスクス、あなたって案外馬鹿なのね」
「…なんだと」
「だって……」
エイラはそこまで言うといったん言葉を区切り
裂の後ろにいたユキを見た
その瞳には、憎悪で満ち溢れているようだった
「きゃっ!?」
「ユキ!?」
裂がユキのほうを見ると
グルルルル……
二匹の狼がユキに襲いかかっていた
「この私と戦うつもり~?クスクス……命知らずだね~」
「黙れよ、どうせそんなに力もないくせに…うざいんだよババア」
裂が「ババア」と言うと
エイラの動きが止まった
そして、エイラの放つオーラが禍々しいものに変わった
「…クスクス、あなたって案外馬鹿なのね」
「…なんだと」
「だって……」
エイラはそこまで言うといったん言葉を区切り
裂の後ろにいたユキを見た
その瞳には、憎悪で満ち溢れているようだった
「きゃっ!?」
「ユキ!?」
裂がユキのほうを見ると
グルルルル……
二匹の狼がユキに襲いかかっていた