荊姫~第二章~
「記憶が・・・無いんだ」

來菜は一瞬

裂の言ってることが判らなかった

「・・記憶が?」

「あぁ・・・俺のことも・・自分のことも覚えてない」

來菜はそれを聴いた瞬間

ガタッ!!

「医者を呼んでくるから、あなたたちはここで待ってて!!」

バタンッ!!

椅子から立ち上がって

慌ただしく出て行った
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