荊姫~第二章~
キィキィ・・

洞窟の中はじめじめしていて

コウモリが飛び回っていた

「うわぁ~・・・なんか出てきそうだわ」

私はコウモリを見ながら呟いた

「主、余所見をしないでください、道に迷いますよ」

「(ムッ)子ども扱いしないでよ!!少し迷いやすいだけで・・・」

「「ダメだろ!!」」

うっ・・・

紫苑と裂が同時に突っ込んできた

「それに・・・」
< 3 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop