荊姫~第二章~
ガチャ

「おぉ、裂君、実はユキ君が……」

「連れて帰えらさせてもらうぜ」

俺は入るなり医者のことを無視して

ユキを横抱きにして

部屋を出て行った

「……いやぁ、若いっていいなぁ」

後ろで医者がしみじみと呟いていたが

無視した
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