荊姫~第二章~
「……で、何を悩んでたのかな?」

紅茶をすすりながら

來菜は静かに俺に聞いた

「……ユキが……紫苑たちを忘れたのが……悲しくて……」

俺はポツリ、ポツリと呟くように

心のモヤモヤの理由を話した
< 42 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop