荊姫~第二章~
「おい貴様ら、ここは我々の休息場所だ……一般市民は退いてもらおうか」

俺とユキがいい雰囲気(←ぇ)になったとき

数人の兵士たちが絡んできた

「………」

俺は無言で兵士たちを睨んだ

「あぁ?なんか文句でもあんのかよ小僧?」

兵士の一人が裂の胸ぐらを掴み上げた

それでも俺は、兵士たちを睨み続けた

「はっ、いい度胸じゃねぇか……一発殴んねぇとわかんねぇのか?」

それを見ていたユキが

俺の胸ぐらを掴み上げている兵士に駆け寄った
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