荊姫~第二章~
「この野郎っ!!放しやがれ!!ユキ、俺は別に平気だから残るんじゃねぇぞ!」

俺は必死に暴れていた

だが

ユキは相変わらずきょとんとしている

「………?」

そんなユキに兵士は痺れを切らせた

「チッ、残んのかって聞いてんだよ!!」

兵士の手がユキの胸ぐらに伸びてきた

その瞬間
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