荊姫~第二章~
「主が気絶したらどうするんですか?(黒笑」

「ご、ごめんなさい……」

……誄華って、怖いね

そんなことを思っていると

クラッ

「……あれ?」

視界が少し歪んで

地面に膝を突いてしまった

……あれ、立てない?

「ユキ、大丈夫か?」

裂が心配そうな顔をしながら

そばに駆け寄ってきた
< 72 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop