荊姫~第二章~
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―――

――

「(………涼しい

風が気持ちいい……

ここはどこだろう?

懐かしい……匂いがする…)」

ユキは、匂いにつられて

閉じていた目を開けた

すると、目の前は青色に染まっていた

綺麗……済んだ青色で……その中に白もあって……

……ん?

「……白?」

ユキは体を起こした
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