my Sweet Cat...《短編・完結》



「ただいま…」


あれ?


部屋の中が真っ暗。

急いで靴を脱ぎ捨て、電気をつける。


「あ…ミィ…」


じゃない。


ミィのお昼寝スポットで丸くなっているのは、天使のような顔で寝ているみいこ。


綺麗な、綺麗な…天使。


「風邪引くぞ…」



寝室から毛布を持ってきてかけてあげる。


ミィは、本当に帰ってこないのかな。


こっちで一人暮らししていて唯一の、家族。




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