my Sweet Cat...《短編・完結》
みいこは俺のサンダルを履いて。
だぼだぼで歩きづらそう。
まぁしょうがないか。
「いっただっきまーす」
「本当、魚好きなんだな」
「うん」
なんでこんなに買い物で疲れなくちゃいけないのか…。
スーパーに入った瞬間、彼女は俺に大量の魚やら刺身のパックを渡してきて。
駆け回る彼女を必死に追いかけた。
挙げ句の果てには道端にある、雑草まで持って帰ろうとしたものだから慌てて制したっけ。
.