もう一度
プロローグ
いつも嬉しそうに笑う目を
絶望に染めて

薄いピンクの綺麗な唇を
真っ青にして

細い首から溢れる血を
手で押さえて


あんな彼女なんて見たくなかった


「ゆう君…苦しい」


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