処女上等!

カラオケが終わりすっかり街が夕日色に変わっていた

秋穂は皆とお別れを済ませ家路に着く


途中まで同じ方向に帰る猛と並んで歩いた

『どうするの?博也は良い奴だぜ。』

猛が言った

『分かってる。いま博也くんとHな事出来るか考えてる!』

秋穂が目をつむって言った

『なんだよそれ…』

猛が苦笑いを浮かべた

『男の子と同じだよ。Hしたいと思った子を好きになったり…好きな子とHしたいと思ったり…どっちみち付き合うって事はH出来るかどうかだから。』

秋穂が言った

その表情は真剣そのものだった



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