処女上等!
『Oh!マザー。今日も綺麗だね!』
秋穂が言った
『サンキュー。』
母親が答える
『あれ〜気のせいかな。ほっぺが引き攣ってますぜ!新しい小顔エクササイズかな?』
秋穂はゆっくりと立ち上がり鞄を手にした
まるで鎖の外れた犬と遭遇した時のように後ずさる
『秋穂ー!!』
母親の怒鳴り声と同時に秋穂は玄関に走った
捕まってたまるか!
秋穂は揃えてあった靴を瞬時に履きドアを出た
もしオリンピックに靴の早履き競技があれば金メダルも夢じゃない素早さだった
………