処女上等!

『おい秋穂!』

背後から男の声が聞こえる

秋穂の体がビクッと震えた

慌てて振り返るとそこには小学生の頃からの知り合い

言わば幼なじみの佐山猛(タケル)の姿があった


『何やってんだよ?』

猛が言った

『な…何って見れば解るでしょ。』

秋穂は週刊誌を猛に見せた

『はぁ?』


ただのカモフラージュに取って開いたページはなんと大人の玩具の通販のページだった

『あ…いや違うの…えっと欲しいとかじゃなくて…エロ本が…いや…』

もうグダグダだった



………
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