処女上等!

しかし運命とは残酷なもので中学に入学すると秋穂と猛は同じクラスになった

目を合わせる事もない二人…

そんな二人に動きがあったのは入学して一ヶ月が経とうとした頃だった

国語の授業中に秋穂が朗読をしていた

元々、緊張しやすい秋穂は弱々しい声を出す

そんな時だった

秋穂は漢字を間違えて読んだのだ

クラスに笑いが溢れ出した

顔から火が出そうな秋穂は両手で顔を覆う

先生も注意する顔がニヤついていた



………
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