処女上等!
『なんでそんなウソ付くんだよ。お前がそんな奴じゃないって俺が一番解ってんだよ!』
猛が言った
博也はゆっくりと立ち上がり猛を殴り返した
『じゃあお前はなんで自分の気持ちに嘘を付くんだよ?』
博也が叫んだ
『………』
猛は言葉を失う
『お前が俺の事分かってるように俺だってお前の事くらい分かんだよ…』
博也の目から涙が流れ落ちた
『博也…』
『勇気だせよ…お前ら見てるとイライラするんだよ。』
博也はそう言って公園から出て行った
………