Chocolate ~ come true ~
すると!!



『ほら!』

蓮はあたしに向かって、手を差し伸べた。


『え?』

あたしが驚いていると、


『ほら!怖いんだろ?危ねぇーから。』

そう言って、手を握ってくれた。



『あ…ありがとぉ〃〃』

あたしは照れて、顔が真っ赤になり恥ずかしくて、下を向きながら言った。




蓮の手は大きくて温かくて、繋いでるとメチャクチャ安心する。


そんな風に感じて、心が落ち着き、ふっと階段の下に目をやった時、とても嫌な違和感を覚えた。



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