Chocolate ~ come true ~
『うん……でも、全部を思い出したいのに、思い出せないんだもん↓』

あたしが下を向くと、


『大丈夫!大事なときには、思い出してくれるんだしさ↑』

蓮はあたしの頭を撫でたあと、



『この階段を降りれば良いんだろ?』

蓮は言い降りていった。




『フフフフフ(笑)』

女は、不気味な笑い方をしている。


『大丈夫…。あたしなら、どんなことがあっても…。あたしはずっと蓮と一緒にいる…。』

あたしは言って、蓮のあとを追いかけた。




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