+ missing-link +
もう当分
シアを探そうとは
しないだろうとは思うが、
警察も念の為に
張っているんだろう。
買って来た食器を全て
食器洗い機に放り込み、
包丁とまな板は自分で洗って
サムゲタンの下拵えを始めた。
鶏の中身を詰めて、
タイマーセットする。
弱火でコトコト煮る間・・
少しラフィと一緒にソファで
横になって考え事をしてた。
広めのドライ・ルームから
フワリ、体に当たる風を感じる。
"・・・寒いんじゃないか?"
那須・・?
今日は陽が暖かいよ、
外は少し風があるけどね。
"君に任せるしかない"
・・・何のこと?
"死神から洗礼を受けてる"
洗礼だって?
"眠らせるな、このままだと
連れて行かなきゃならない"
誰・・?
「今直ぐ抱いてやってくれ」
「!!」
ラフィは俺がガバリと飛び起き
たんでキョトンとしていた。
耳元で
ハッキリと男の声がしたんだ。
ピピッ、ピピッ・・
「!」
タイマーが鳴ってる・・
火も自動で止まったらしい。
それらしても妙な夢だった、
イヤにリアルだったし。
洗礼・・? 一体何の事だ??
「死神・・連れて行く・・?」
閉めた筈のドライルーム、
竹のカーテンが揺れている。
さすがに寒いので戸を閉めると
二階を見上げた。
俺は半信半疑ではありつつも
彼女の様子を伺いに上がるのだ。
さっきと同じ良く眠って・・
「・・・嘘だろ?」
眠っているんだが顔色が青白い。
額に手をやり、ギクリとする。
熱がない・・?
布団の中に手を入れてみる、
マットに当たる部分だけが
しっとりと暖かい。
(一体どうなってる)
シアを探そうとは
しないだろうとは思うが、
警察も念の為に
張っているんだろう。
買って来た食器を全て
食器洗い機に放り込み、
包丁とまな板は自分で洗って
サムゲタンの下拵えを始めた。
鶏の中身を詰めて、
タイマーセットする。
弱火でコトコト煮る間・・
少しラフィと一緒にソファで
横になって考え事をしてた。
広めのドライ・ルームから
フワリ、体に当たる風を感じる。
"・・・寒いんじゃないか?"
那須・・?
今日は陽が暖かいよ、
外は少し風があるけどね。
"君に任せるしかない"
・・・何のこと?
"死神から洗礼を受けてる"
洗礼だって?
"眠らせるな、このままだと
連れて行かなきゃならない"
誰・・?
「今直ぐ抱いてやってくれ」
「!!」
ラフィは俺がガバリと飛び起き
たんでキョトンとしていた。
耳元で
ハッキリと男の声がしたんだ。
ピピッ、ピピッ・・
「!」
タイマーが鳴ってる・・
火も自動で止まったらしい。
それらしても妙な夢だった、
イヤにリアルだったし。
洗礼・・? 一体何の事だ??
「死神・・連れて行く・・?」
閉めた筈のドライルーム、
竹のカーテンが揺れている。
さすがに寒いので戸を閉めると
二階を見上げた。
俺は半信半疑ではありつつも
彼女の様子を伺いに上がるのだ。
さっきと同じ良く眠って・・
「・・・嘘だろ?」
眠っているんだが顔色が青白い。
額に手をやり、ギクリとする。
熱がない・・?
布団の中に手を入れてみる、
マットに当たる部分だけが
しっとりと暖かい。
(一体どうなってる)