＋ ｍｉｓｓｉｎｇ-ｌｉｎｋ ＋

「・・アレっ、ジュードさん
お鍋の材料は?」

「ピザ取っといた・・シアは?」

「シアならお風呂に入るって・・
あッ・・こら!　覗くつもり?」

「入るツモリ。」

「ええっ、ジュードさん、アカンて!」

「ちょっと、放っといて・・!」


「「「　・・・。　」」」



大至急戻って来た俺は
男どもの制止を振り切り
ツカツカと風呂場に向かった。


触らなきゃいいんだ、
触らなきゃ・・。


俺のせいだった・・、
全部、俺が、悪いんだ・・。

俺は・・彼女を
こんなにも愛していながら

無責任で・・勝手で・・

どれだけ彼女を・・
翻弄すりゃ気が済んだんだ・・!


服を脱ぎ終えた俺は
バーン!・・と勢い良く
風呂場のドアを開け放った。


「シア・・!
あれは誤解なんだッ・・!
俺にはお前だけなんだッ・・!」


「「　・・・・。」」




・・・裸の付き合い?

へー、アキバ系バラドルは
以外と貧乳なんだ?

目の前の女２人は
イスを縦に２つ並べて座り

オッパイを隠すことも忘れて
口元を引き攣らせながら

悲鳴をあげる為、
息を大きく吸ったかに見えた。

俺もそんな風に
背中洗って貰いたい・・な。



「・・・仲がいいんだネ。」



「「ぎゃああぁあぁッー!!」」


石鹸、イス、洗面器、
そのシャンプーは大き過ぎるよ
軽石とシェイバーは危ないな。


「出てってー!　このヘンタイ!」

「丸見えです、ジュードさんッ!」


シアはしゃがんで
両手で目を覆ってる。

おい、湊って女。
もう・・投げる物・・ないだろ。

痛・・・アッ。