昔話の呪い
五人目

残された少女

憐は

消えた3人の友を思いながら

空を見上げてた

「・・皆、どこ行っちゃったんだろう・・・・」

そう言うと

憐は涙を流した

「・・何なら私も連れてってくれればいいのに・・・っ」

そう言った憐の頬に

冷たい

涙じゃないものが触れた
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