昔話の呪い
二人の少女から逃げられる訳がなく

眞乃香には

もう死の選択しか残っていなかった

『クスクス・・・あれぇ?もう終わりなのぉ?』

〈フフ・・・つまんないねぇ、お姉ちゃん〉

二人は笑いながら

眞乃香に近づいていく

「・・い、嫌、嫌よ!!来ないで・・来ないでよ!!」

眞乃香は

必死に近くのものを投げて抵抗する
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