幕末恋々~続編~
「ダメだ。」







土方さんはそう言うと私の肩を抱く。








「えぇ~なんでぇ~」







女の人は鼻に掛かったような甘ったるい声を出す。







「俺の隣にいていいのはコイツだけなんだ。」








土方さんはそう言うと私を席に座らせその横に土方さんが腰を下ろした。









そっと私は女の人に視線を移す。






すると女の人は私の事をにらんでいる。







私は怖くなり視線をずらし土方さんの手を握った。







「どうした?」






< 20 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop