幕末恋々~続編~
お父さんはそう言うと私を見て少し笑った。







「ありがとうございますっ!!」








土方さんはそう言ってまた頭を下げた。








「土方さん、もう頭上げて?」









私がそう言うと土方さんはあぁ、と言って頭を上げた。










「土方さん、この子には色々と淋しい思いをさせてきたの。仕事の関係で私たち2人はあんまり家にいなくて躾も行き届いていないわ。そんな子だけどこれから宜しくね?」








お母さん・・・・







「はい、必ず幸せにします。」









土方さんはそう言って私の頭を少しだけ撫でた。




< 29 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop