幕末恋々~続編~
「ん?あぁ、それ前世(むかし)お前に貰ったハンカチだ。昨日洗ってアイロンかけたのにしまい忘れたんだな。」







土方さんはそう言いながら私に紅茶の入ったマグカップを手渡した。








「あっ、ありがとう。」






私はそう言うとマグカップを受け取る。






「懐かしいな・・・。」








「うん・・・。」









17の春、私はじいちゃんになぜか幕末に飛ばされた。そこで土方さんに出会ったんだ・・。






そして、幕末で絶対に現代で会おうって約束をした。





そして去年。土方さんは約束通り私に会いに来てくれたんだ。













< 9 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop