天然王子に愛されるお姫様





キーンコーンカーンコーン



「桃~、一緒に売店着いてきてくれない?」


「売店~?わかった、その前に洗面所行かせて」



「おっけー」



私は彩音にそう、伝えるとトイレの中へと駆け込んだ






「・・~っていうかさ、純君の彼女の桃?っていう子なんなの~男子の情報によるとめっちゃモテ子らしいじゃん」



何なの・・・?この人たち・・・この人たちが去るまで絶対トイレから出ないほうがいいよね



この人たちが話してるのって私のことだよね・・・・?




「私、今回燃える・・絶対に王子落としてやるんだから・・・どんなことしても」



メンバーの一人の由美子が怒りの満ちた声でそういう



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