クールな彼に一目惚れ
それからは部屋を行ったり来たり、カウンターで受付したりうまく田口先輩たちと連携プレーをした。

10時になり深夜の人たちと交代してあがった。

それぞれ男女のロッカールームに入った。

『はぁ~…疲れた』

『あたしたち学生はやっぱり多いね~』

『そうだね~!!』

『ところでヒメはあの人とどうだった~??』

『う~ん…見て覚えろって言われてメモしてた』

『えぇ~!!まじ?!田口先輩はかなり丁寧に教えてくれたよ』

『羨ましいよ…ホント…』

『でも好きなんでしょ??』

ニヤニヤしながら聞いてくる。

『…うん。なんでだろうね』

『それが一目惚れってもんなんじゃないの』

『たぶん』

『じゃあ帰ろっか』

『うん』

あたしたちは着替えて帰った。

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