箱入りお姫さまの秘密事
まどかちゃんは、クスクス笑いながら言った
「前にもそんなようなこと聞きましたよね?でも私、大塚さんのことは本当になんとも思っていませんよ。しかも、そんなに関わったことがないし…」
「じゃぁなんでそんな泣きそうな顔してたんや?」
「そっそんな顔してませんっ!」
そういうと、俺の横を通って自分の部屋に戻っていった
…にしてもまどかちゃん、何してたんやろ
ま
俺は喉を潤したいんや
なんのお構いもなしに、公共リビングに入っていった
床には一面赤ワイン…
なぁるほど
さっきの音はこれか