箱入りお姫さまの秘密事


「なんか地獄の果てまで追ってきそうな気がする
莉子は…」


まぁそうやろなぁ
莉子は俊にぞっこんやし



「頑張れ!俊
俺が言いたかったのは、とにかく中途半端にするなってことや」


腕時計を見てみると午後11時28分



もぅそろそろ戻るか



と言って、俺らは黒百合荘に帰った



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