箱入りお姫さまの秘密事
「ふうん」
「でな
なんとかいるかショーを見てるときに」
俊はベッドに背をもたれかけている
「なんとかいるかショーってなんだよ
曖昧だな」
「だって興味なかったんだもん」
「もんってなんだよ、お前
てか、じゃあなんで行こうなんて言ったんだよ?」
俺は近くにあったコーラをとるために手を伸ばした
その瞬間
「いたたたたたた…」
足がしびれていた…
「お前、まじで何がしたいわけ?」
俊は紫色の髪をばさばさしながら聞いてきた