箱入りお姫さまの秘密事


「足を触ったんですね
可愛そうに」


笑いながらまどかちゃんも答える


「お土産開けましたか?大塚さんが好きそうなのを選んだんですから」

「おう!ありがとうね」


ほんわかした雰囲気がまどかちゃんと俊の間に流れている


「……莉子、今日はもう帰るね」


「ああ
じゃあな」


少し莉子の顔を見て俊が返事をした


まどかちゃんは、またメールしますね、と言ってくれた


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