箱入りお姫さまの秘密事


「そんなの無理です」


部屋を出ようとすると


腕を握られ、そのままベットに倒された



いやいやいやいや



この状態はさすがにヤバイでしょ!!!



私の上に被さる野嶋さん


すぐそばにある顔


髪の毛がくすぐったい



直視しながら


「暁衣って呼べよ」



なんて言ってきた



ちょっ
ほんとっ
はずかしいっ


なんて考えてる間もずっと私の顔を見ている



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