箱入りお姫さまの秘密事


むやみに開けちゃいけないんだったよね!!


恐る恐る「はい」と言ってみた


「片岸さん?俺、大塚」


なぁんだ大塚さんか



私はドアを開け、部屋に入れた

「どうしたんです?もう12時ですよ?」



「いや、なんか寂しい思いしてないかなって思ってさ


結構最初は大丈夫だと思っても夜とかになって寂しい思いするもんかなぁって…


まぁ
考えまして…」




考えましてって…



「ぷっ…」

思わず私は笑ってしまった




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