箱入りお姫さまの秘密事
階段を下がり、前を見てみるとまどかちゃんが公共リビングの方を見て立っていた
なにしてるんかと、俺も近くに寄って、リビングの中を見てみると、俊と莉子がキスをしていた
まどかちゃんは俺がそばにいるのも気付かないほど、放心状態だった
どしよかな?
ここはまどかちゃんに挨拶すべきか、ってか、ぶっちゃけ俊と莉子がどうなってもいいけど、まどかちゃんが傷つくのは嫌なんよな、俺…
「まどかちゃん…」
はっと、俺の声に反応してこっちを見た
少し目が潤んでる
「あのさ
違ったらごめんな?もしかして、俊のこと好きなん?」