絶愛
なにやら雅彦は、話しかけてきたけど、とてもじゃないけど聞いてなんかいられない状態まで、私はきている。



いつのまにか、車は、華やかな車のネオンに煌めく場所、自然に車が集まるたまり場的な所へ停車。



「美沙ちゃん。
明日暇?」

「暇だけど。
どうかしたの?」




「明日なんだけど…「ごめん、ちょっと出る」





雅彦の言葉をさえぎり…


助手席側からドアを開けて嘔吐した。


苦しい…


それに、恥ずかしい。




初対面の相手の前で、しかも嘔吐している私は、きっと最悪に見えてるに違いない。




「大丈夫?」




暖かな手で、背中をさする雅彦の手も嘔吐し続ける私は、邪魔でしかなかった。




















気が付けば、自分のベットで目が覚めていた。









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