絶愛
にいつも居ないのに、こんな時ばかり。
「あら、竹内さん。
個室の水月。次予約が入ってるから3名でセッティングよろしくね。」
「知ってます。」
「あら、そう。」
とは言うものの、ピークの波が抜けホッとしたら、ジワジワと理不尽な出来事に悔し涙がでてきた。
こんな所で泣けない…
慌てて、店の外にある、ビル内のトイレへ向かう。
もうダメ…
関を切ってこぼれ落ちる涙。
そんな時ほど、大河とすれ違ってしまうんだ。
よりによって、大河に…見られるだなんて…。
トイレに閉じこもり泣いてすっきりしたあと、またあたしは、仕事へ戻った。
そう、こんな事に躓いてなんかいられない!
ラストオーダーを聞いてその日は無事終了!
いつもの様に、レジ閉めを一人で黙々としていた。
ある意味山口さんのおかげで、仕事も早く覚えれたようなものだし。
ホールスタッフより、朝が早い調理場の人達が、仕事を終えるようで、挨拶をしてきた。
「お先でーす。」
「お疲れ様です。」
レジロールを手にとりながら一人一人に、返事を返す。
1番最後に挨拶をしてきたのは大河。
泣いた顔なんて見てなかったの様に、あたしが現場に復帰しても何一つ見てないと言った対応だ。
「お先っす!」
「お疲れ様です。」
普通に挨拶を返す。
ん?
大河が玄関先で何故か、背中を向けたまま立ち止まっている。
「あら、竹内さん。
個室の水月。次予約が入ってるから3名でセッティングよろしくね。」
「知ってます。」
「あら、そう。」
とは言うものの、ピークの波が抜けホッとしたら、ジワジワと理不尽な出来事に悔し涙がでてきた。
こんな所で泣けない…
慌てて、店の外にある、ビル内のトイレへ向かう。
もうダメ…
関を切ってこぼれ落ちる涙。
そんな時ほど、大河とすれ違ってしまうんだ。
よりによって、大河に…見られるだなんて…。
トイレに閉じこもり泣いてすっきりしたあと、またあたしは、仕事へ戻った。
そう、こんな事に躓いてなんかいられない!
ラストオーダーを聞いてその日は無事終了!
いつもの様に、レジ閉めを一人で黙々としていた。
ある意味山口さんのおかげで、仕事も早く覚えれたようなものだし。
ホールスタッフより、朝が早い調理場の人達が、仕事を終えるようで、挨拶をしてきた。
「お先でーす。」
「お疲れ様です。」
レジロールを手にとりながら一人一人に、返事を返す。
1番最後に挨拶をしてきたのは大河。
泣いた顔なんて見てなかったの様に、あたしが現場に復帰しても何一つ見てないと言った対応だ。
「お先っす!」
「お疲れ様です。」
普通に挨拶を返す。
ん?
大河が玄関先で何故か、背中を向けたまま立ち止まっている。