絶愛
見慣れた、白い4階建てマンション。

雅彦の家の駐車スペースには、黒い車のセドリック。


私は、跳ねるようにマンションのベルを鳴らす。

ピンポン♪



「♪~…ん?」



あれ?出ない…。

寝てる??


ピンポン♪


「……」

どうして?


でないの・・?




今度は携帯を鳴らしてみた。




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