絶愛
「あたし、ここの近所なんだ。行ってもいいけど、変な事したら警察にいうけど?」



少し驚いた表情をしたものの、来てくれる事に彼らは喜んでくれてた。


「俺、吟(ギン)!よろしく。こっちは、ドロ。」

「お前、そのあだ名言うなよ。」



ドロと言われてる、男は、目鼻立ちがすっきりしていて、かなりのイケメン。


「どうして、ドロ?なの?」

「髭がドロ面みたいに濃いから。」

「…なるほど。」


「君は?歳は?」

「あたしは、美沙。20才よろしくね。」




軽く話をしていたら、本当にすぐに、吟が言っていた一軒家に着く。



その家には、商店の看板が掲げられていて、少し古びている。


「ここだよ。」




吟に促されて、広い玄関に1番先に目に付いたのは、たくさんの脱ぎ散らかされた靴の数の多さ。




「吟君。質問していい?
何人居るの?」


「…頼むから逃げんなよ?俺らふくめて、8人。」

「…!?女の子は?」

「いない。美沙ちゃんだけなんだ。」



その瞬間、自分の浅はかな考えと行動に…








凄く、凄く…



後悔をした…




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