*秋羅★詩集*

星の降る町で

レンガの道を歩いていく

僕が向かっているのは丘の頂上

望遠鏡を両手でしっかり持って

早足でゆるやかな丘を登る

そこには君が座っていた

夕闇を照らすように

君は僕に笑ってみせる


冬空

どんなにつよいヒカリも

君の笑顔より

眩しいものなんてないんだよ
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