君色

T駅に着き、私はバス停に向かった。

バス停には人はほとんど居なく、ベンチにも人が座って居なかった。


ベンチに座っていると私を呼ぶ声がした。


「綾子!綾子だよね!?」


入試の時友達になったミサト。


「久しぶりだね、元気だった?」

「元気元気!‥‥あ、バス来たね!」



バスに乗りミサトと世間話や高校の期待を話していた。


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