虹色に変わる恋
お店に戻って私服に着替えるあなたを待つ間、私はお店の片付けをする


「サンキューな」


お礼を言って頭を撫でてくれた


私の胸はもうドキドキが止まらない


これだけでも嬉しかったのに、あなたは私をデートに誘う


タクシー乗り場まで送ってくれた時、初めて携帯の番号とアドレス交換


サンタさんからのプレゼントかな?って喜んで、舞い上がっていた私


家に帰った私は静かに部屋に入った


寝て、起きたら彼とデート!


それだけを楽しみにしていたのに





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