虹色に変わる恋
部屋に入って来たお母さんが驚かないハズがなく、私は怒られた


「なんて格好してるの?着替えなさい!大体ディナーって言ったの聞いてるでしょ?こんな調子じゃこの先心配だわ」


「ごめんなさい」


私は最初に出したスーツに着替えた


この前のホテルでクリスマスディナーがあるらしく、着いた時にはもう、早乙女一家は席についていた


「申し訳ございません。車が混んでまして…」


お父さんが頭を下げる


私のせいで遅れたのに…


愛想笑いの私はいつまで耐えれるだろうか





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