虹色に変わる恋
スーツを来て、たくさんの紙袋を持っている


俺は菜月のところへ行き、荷物を奥の部屋に置いた


カウンターの端に座らせておしぼりと水を出すと菜月が口を開いた


「今日はごめんなさい」


「いいから…今日は…時間はあるのか?」


「うん」


俺は菜月が来てくれたことが嬉しくて、仕事にやる気が出てきた


そして今日は早めに店を閉めることにした


ドアの鍵をかけて看板の電気を消す


「何か飲むか?」


「ううん…」


俺は下を向いたままの菜月をソファーに座らせて、向かい合わせに座ることにした


テーブルに水を置き話しかける


「何があった?」






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