【詩音×愛祐実】パパとママの秘密の夜



あたしが傷付かないように

悲しい思いをしないように


想はいつもあたしを考えてくれる。


守ってくれる。


想の手の温かさから伝わってくる


「大丈夫」っていう言葉。


その温もりがあたしを安心させてくれる。


怖がっちゃダメ。


「マジかよ・・」

絶対に何か変な事言われると思っていた
あたし達に返って来たのは意外な言葉で。


ぎゅっと瞑っていた目を恐る恐る開けると
社長さんが何故か少しがっかりした様子を見せる。



それに対して


「失礼ですよ社長。若いのに凄いですね。尊敬します」

秘書さんらしき人がそう言ってあたしに笑顔で言ってくれた。

「そ、そんな尊敬だなんて」





< 13 / 20 >

この作品をシェア

pagetop