【詩音×愛祐実】パパとママの秘密の夜


ネクタイが少し苦しいのか、
一瞬緩める動作をして嫌そうにあたしを見る。


「べ、別に見とれてなんか」

「へ~見とれてたんだ・・俺は何見てんのって聞いたんだけど」

「な、想のバカ!!イジワル!!」




「勝手に間違えたのはお前だろ?・・でもそんなにカッコいいんだ、俺」

「そんなこと・・ないもん」



図星をつかれて思わず顔を赤くしてしまう。

バカ!!

何赤くなってんのよ!!



でも実際想よりカッコいい人なんて・・


そう思いながら会場を見ていると。



「あ、」


あの人・・すっごくカッコいい・・






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