恋する苺みるく【短編集】
1人は嫌だから皆も誘おう。
「海ィ!」と卓司ならはしゃいでくれそうだし、健吾も嫌々来るくせにスイカ割りでは活躍しそうだ。
斎藤さんは‥‥‥ナンパあたりだろうか。
それから。
それから。
由美ちゃんは浮き輪をもって深海まで行くだろうな。
類は地味に泳ぎの練習をして。
私はそれをみて笑う。
あー、考えるだけでも何だか楽しい。
やっぱり海だ、海決定。
夜には花火をしよう。思いっきり。