甘酸っぱい恋
「裕ちゃんは?」
声に出さない。
絶対に声に出さない!
じゃなきゃ、ばれちゃう…。
「いる。
クリスマスに告る」
え……。
「へぇ…告るんだぁ。どんな子?」
「きれいで長い髪に、クリクリした目だろ?あと、…あ!胸でかいぞ!!」
「裕ちゃん!そういうこと言わないの!恥ずかしいでしょ!!」
「はいはい。お前は俺の姉ちゃんだもんな!」
ずきん。
『姉ちゃん』か…。
あたし、裕ちゃんの年上じゃなくて、年下が良かった…。
声に出さない。
絶対に声に出さない!
じゃなきゃ、ばれちゃう…。
「いる。
クリスマスに告る」
え……。
「へぇ…告るんだぁ。どんな子?」
「きれいで長い髪に、クリクリした目だろ?あと、…あ!胸でかいぞ!!」
「裕ちゃん!そういうこと言わないの!恥ずかしいでしょ!!」
「はいはい。お前は俺の姉ちゃんだもんな!」
ずきん。
『姉ちゃん』か…。
あたし、裕ちゃんの年上じゃなくて、年下が良かった…。