『スキ。』




気づいたらあたしは人ゴミの中、必死にキミを探していた。


キミの姿が一瞬見えたけど、人が邪魔して前に進めない。



必死になってキミの後を追うあたしに一筋の涙が溢れた。






人は、人を失わないと本当の気持ちに気づけない。


あたしは、気づいたらキミの名前を何回も呼んでいた。




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